世代を超えて。たまには歳の離れた人と話そう
「わたしくらいの歳のときに、好きな人いた?」
、、、11歳下の従妹とお散歩していたら突然聞かれた。
わたしはドキリとした。
久々にシンプルこの上ない質問をされたからだ。
久々に甘酸っぱい恋愛を聞かれたからだ。
このときわたしは(あ。好きな男の子がいるのか!)恋愛相談が始まるのだと思った。
ほんとに安直であった。
その逆であった
好きな人ができたことがないという話だった。
よく聞けば友達が好きな男の子ができたと報告してくるが、好きな人がなぜそう簡単にできてまた短期間で変わるのかという相談だった。
従妹の友達のような(よそ見しがちな)恋愛観でも
従妹のような恋に落ちる相手は慎重に選ぶという恋愛観でもどちらでもいいと思う。どちらでも楽しいと思う。
従妹には正直脱帽だった。
このくらいの歳の女の子は好きな男の子の1や2は居てその理由はかっこいい面白い足が速いくらいの理由で恋したものだったし、するものだと思っていた。
そんな中、そう簡単には恋に落ちていない様子の従妹。
初めて好きになる人は、思い出に残るような人であったほしいな…と密かに願ったものであった。
タイトルに戻るが、11歳も離れた人と日常生活では話す機会がない。
たまに話してみると、過去に自分が体験したことを再び疑似体験できると思う
わたしがドキリとしたのは
もしかしたら聞かれたときに小学生に戻っていて、友達に好きな人がバレるのではないかというスリルを体が勝手に思い出したのかもしれない。
忘れていた感覚を思い出したひと時であった。